3: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:31:30.60 ID:26pcIdPG0XMAS
情動の二要因説
シャクターとシンガーという人達の実験で示された、「情動の生起には生理的喚起と生理的喚起に対する認知的解釈が必要」という説。有名なのが吊り橋効果。(危険な吊り橋を渡って生じた興奮(生理的喚起)を女性の魅力による興奮と考えて(認知的解釈)好意が生まれる。)
5: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:32:25.63 ID:26pcIdPG0XMAS
アンダーマイニング効果
ある行動に対して報酬を与え続けるといつの間にか報酬を得るために行動するようになるという現象。最初は趣味で活動してたゲーム実況者が、YouTuberになった途端金の為にゲーム実況するようになり、稼げなくなった途端引退するみたいな感じ。
6: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:32:43.11 ID:26pcIdPG0XMAS
自己成就的予言
最初の誤った状況の規定が新しい行動を呼び起こし、その行動が当初の誤った考えを真実なものとするという現象。
「俺はどうせ受験に失敗するんだ」→本当に不合格になってしまうみたいな感じ。
ちなみにコロナ禍でのトイレットペーパー買い占め騒動もこれで説明できる。
15: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:36:25.56 ID:cbPsQuST0XMAS
>>6
コロナのトイレットペーパーは予言の自己成就だけど心理学とは関係ないでしょ
16: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:36:56.01 ID:26pcIdPG0XMAS
>>15
一応心理学で扱う概念ではあるよ
22: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:38:54.52 ID:cbPsQuST0XMAS
>>16
そうだろうけどコロナのトイレットペーパーは心理学の予言の自己成就とは関係なくね?
29: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:41:52.43 ID:26pcIdPG0XMAS
8: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:33:04.83 ID:26pcIdPG0XMAS
認知的不協和理論
フェスティンガーという人が提唱した、「人は矛盾によって生じる不快な状態を提言するために認知を変容させる」という理論。
喫煙者が「タバコは健康に悪い」と知っていながらも「でもリラックス出来るから…」と考えて結局吸ってしまうみたいな感じ。
9: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:33:28.90 ID:26pcIdPG0XMAS
エビングハウスの忘却曲線
記憶の忘却に関する理論。よく学習塾の壁とか「復習せずにいるとこんなに知識は減っちゃうんだよ~」っていう感じで図が貼ってあるのを見たことある人もいるのではないだろうか
こいつの何が面白いかと言うと「後の研究で否定され現在では支持されていない」ということ
ドヤ顔で紹介してくる塾とか先生がいたら指摘していい
25: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:41:10.51 ID:WsKfQkBfrXMAS
>>9
「現在は支持されていない」っていうパラダイムも変わる可能性あるしドヤ顔で指摘する奴も大概恥ずかしいだろ
心理学は100%の証拠出せない学問だし
30: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:45:36.65 ID:26pcIdPG0XMAS
>>25
そもそも記憶の忘却に関する理論は複数あるんや
エビングハウスを紹介するくらいだったらもうちょっと踏み込んで別の理論を紹介した方がいいんちゃうかという話
10: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:34:00.13 ID:26pcIdPG0XMAS
基本的な帰属の誤り
個人の行動を説明するとき、気質的または個性的な面を重視しすぎて、状況的な面を軽視してしまう傾向のこと。
お年寄りが目の前に居るのに席を譲らない人に対して「譲れないほど体調が悪いのかも」とは考えずに「思いやりのない人だ」と考えてしまうって感じ。
11: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:34:25.44 ID:26pcIdPG0XMAS
汎性欲説
皆さんご存知フロイトが提唱した説で、「人間の行動の全ては性欲(リビドー)から生じる」とする割とぶっ飛んだ理論。そしてそれは新生児の時から持ちうるものとして、人間の発達段階を口唇期、肛門期、男根期、潜在期、性器期の5つに分ける心理性的発達理論を提唱した。
12: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:34:42.49 ID:26pcIdPG0XMAS
規範的影響
同調に関する概念であり、社会的になにが正しいのかを示唆することで、それに対する相手の同調を促す影響力のこと。
日本人がエスカレーターに乗る時、みんな左ないしは右に寄って乗ったりするのがこれにあたる。
13: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:35:01.71 ID:26pcIdPG0XMAS
とりあえず解説は以上
17: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:36:56.50 ID:9rv/OI4p0XMAS
それぞれの心理作用は、国籍や人種、性別で作用の強弱が違ったりするもんなん?
24: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:40:13.84 ID:TUoS4LCZ0XMAS
>>17
関係があるのは多分IQとEQちゃうかな
23: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:39:59.50 ID:eWhNECwu0XMAS
心理学詳しくないけど公正世界仮説すき
26: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:41:17.20 ID:yX7JPPa50XMAS
何でもかんでも性と結び付けすぎてユングと喧嘩別れしたフロイトさん
32: 風吹けば名無し 2020/12/25(金) 08:46:13.02 ID:B256pIKdMXMAS
こういう通俗的な学説ってことごとく否定されてるよな
かの有名な監獄実験でさえも
スタンフォード監獄実験
スタンフォード大学の講堂を刑務所に仕立て、模擬的な刑務所シュミレーションを行うというものだった。新聞広告によって集められた
心身共に健全な被験者らは、無作為に囚人と看守に分けられ、実際の刑務所とほぼ同じ環境の中で、二週間を過ごすことが予定された。
実験に参加した被験者は皆楽観的な気分だった。単に囚人、看守の服に着替えて刑務所風の質素な生活をし、報酬までもらえるユニークな実験といった程度の認識だったのである。
そして研究者もまた、幾らかの騒動さえ期待したにせよ、さほど大きな問題は起こらないだろうことを予想していたのだ。
しかし実験を開始して
間もなく、事態は一変した。囚人役の被験者らは心理的に追い込まれて服従的になり、看守役の被験者もまた支配者として、虐待行為を開始した。講堂内では暴動やハンガーストライキ(絶食などによる抗議行動)、虐待行為が相次ぎ、スタンフォード大学の講堂は実験開始からたった一週間足らずで、あたかも本物の刑務所と化してしまったのである。
X51.ORG : 情況の囚人 ― 1971年”スタンフォード監獄実験”とは
関連:http://ja.wikipedia.org/wiki/スタンフォード監獄実験